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100年住める、本物の家造り

髙瀬建設では、地元・岐阜県美濃地方の豊かな自然の中で育った良質な木材を使用し、
木の持つ特性を最大限に活かすため、すべて自社工場にて加工しております。

木材のカットは、木、それぞれの反りやねじれなどの癖を把握するために、
機械でのプレカットに頼ることなく、職人が一本一本、丁寧に加工。

日本の風土に適合した建築方法である『在来工法』を取り入れています。

時間のかかる手仕事が中心のため、短期間で多くの家づくりを手掛けることは不可能ですが、
地震に強く、家族で安心して快適に住むことのできる家をご提供いたします。

素材へのこだわり

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美濃の木をはじめ、厳選した木材を使用

家づくりに使用する木材は、地元・岐阜県美濃地方の木を熟練の職人たちがじっくりと吟味し、質の高いものだけを伐採したものです。
尺2寸角(36cm)の大黒柱、6~7寸角(18~21cm)の通し柱、5寸(15cm)×4寸(12cm)などの構造体にはヒノキを、屋根の荷重を引き受ける地棟には国産アカマツの一本丸太など、日本の伝統である骨太の構造をしっかりと踏襲しています。

また「コストを抑えたい」「大空間を確保したい」などお客さまのニーズがある場合はベイマツなどの輸入材や、より強度に優れた集成材など、厳選された木材から素材を選び、使い分けています。

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天然素材を用いた、日本伝統の「土壁」

伝統の土壁を採用した「安心・安全な家づくり」にもこだわっています。土壁の主原料である土や石灰などの天然素材は、化学物質を出さず室内空気も汚さないため、部屋を密閉していても安全です。壁自身が呼吸をするため、調湿効果があり結露防止にも有効です。その結果、カビやダニの発生を防止し、アトピーやアレルギー予防にも効果を発揮します。
また、万が一の火災の際に有毒ガスを発生させることもありません。

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手間暇を惜しまない資材管理

髙瀬建設では自社工場を持ち、伐採した木材に対して1年以上にわたる乾燥作業を行い、受注が入った段階で寸法に合わせてカットします。乾燥していない材料を使用すると、狂いが生じてしまうからです。機械で乾燥させる方法もありますが、当社は自然乾燥で、木の一本一本を見て確認しながら、使用適正時期を見分け使用しています。
柱、梁材に加工される材木を厳重に管理し、常に最高の素材で家づくりができるように努めています。

これから住宅を建てられるお客さまへ

これから住宅を建てられるお客さまには、ぜひ加工工場や材木問屋の見学をおすすめしています。
まずは「どのような過程で住宅が造られるのか」に興味を持っていただき、その過程を自らの目で確認してもらうことで、使用する木材の品質、設計、施工技術の高さを知っていただければ幸いです。

木を活かした在来工法

長く住み続けてほしいから、
私たちは、日本の伝統技法にこだわり続けます。

地震が多く四季の変化に富んだ日本独特の気候風土は、この国の建築技術を高めてきました。
1300年以上、風雪に耐えた「法隆寺」に代表されるように、
木造建築を長年にわたって保つ技は、世界にも類を見ないものです。
また京都の桂離宮のように、木を活かしたデザインの斬新さ・美しさも、
世界の注目と称賛を集めるところです。

髙瀬建設は、そんな本格的な日本建築の流れを組む工務店です。
生意気なようですが、いわゆる”和風”などという軟弱な建物とは、
一線を画したものだと自負しています。

伝統の技を駆使した本物の家。
100年、200年生き続けることを前提にした堅牢な家。
それが、髙瀬建設の「美濃の家」です。

構造形式在来工法(木造軸組工法)とは?

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木造軸組構法は、主に柱や梁といった軸組で支える自由度が比較的高めの工法です。筋交いの入る壁(耐久壁)を建物の隅部などにバランスよく配置することで、耐久性を確保できます。
耐久壁の量と配置が重要になりますが、柱や梁がしっかりと家を支えるため、壁を取り除くようなレイアウト変更など、ライフスタイルの変化に応じたリフォームも可能です。

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昔は一切金物を使わず、木材の向きや流れ、特徴などを把握した上で熟練の大工さんが組み上げていました。現在は規格品や金物の利用で、昔ほどは大工さんの熟練度に依存しませんが、他の工法と比べると腕が必要です。古くからの伝統工法ですが、だんだんとその技術を持つ大工も減っています。

ノコギリやカンナを使って手刻みが出来る腕を持った大工集団、髙瀬建設は、木造軸組工法の伝統を守っています。

構造形式在来工法ならこんな構造も叶います

  • 狭小・変形敷地の自由度が高い設計
  • 大きなリビングなど大空間のある間取り
  • 全面ガラス張りなど開口部が大きいデザイン